和傘は、生活様式の劇的な変化によりいつしか普段使いの「番傘」から、「伝統工芸品」として扱われるようになってしまいました。
このまま和傘を特別なものとして終わらせていいのか、かつてのように生活の中で普遍的に使われるものを創りたい。
その思いで模索を始めたのが"Hiyoshiya Contemporary"の始まりです。
伝統はただ受け継いでいくだけではなく、時代に合わせてイノベーションさせていく。
それこそが伝統を守り受け継いでいくということなのではないでしょうか。
"Hiyoshiya Contemporary"は、京和傘の老舗として5代 160年以上に渡り和傘を作り続けてきた日吉屋がお届けする新しいカタチの「WAGASA」です。
「伝統は革新の連続」・・・考えてみれば当たり前のことで、1000年前から全く姿を変えずに存続しているものの方が希少であり、
ほとんどの商品や食品、文化、生活習慣に至るまで、その発生時から今日まで常に変化し続けている物事の方が一般的なのです。
では、今の時代に適した京和傘のカタチとはどのようなものなのか?
和傘職人にしかできない、伝統と歴史の中で培ってきた価値を今に活かせるカタチは何なのか?
定番の一品として多くのお客様に親しまれる、京和傘の日吉屋にしかできない新しい和傘のカタチ・・・
Hiyoshiya Contemporary"は既成概念にとらわれず、今の時代のバンガサづくりを目指す私たちの志です。
いつの日か、その革新が次の伝統になる日を夢見て・・・私たちは挑戦を続けます。