尚雅堂さんは1964年、京都の色紙短冊・和本の卸問屋として創業しました。
全国の書道専門店・画材店・文具店を中心に色紙短冊・和本帖をはじめとした和紙製品を納めています。
日本の和紙を深化させ続けるために
素材の中心となる和紙は、越前(福井県)をはじめとする日本の産地から取り寄せています。
和紙製品製造のプロフェショナルとして各地の和紙の特徴を活かした商品づくりをしています。
近年はデザイン化された和文具の総合メーカーとして、
数々のヒット商品を生み出されており、海外でも評価されています。
和紙とデザインをかけあわせてうまれるもの
伝統柄をモダンにデザイン化された友禅紙の表紙が綺麗な「朱印帳」は和ノートとしても人気です。
私が商品開発等をお手伝いしている京都商工会議所主催の「あたらしきもの京都」プロジェクトにもご参加頂き、
和紙と和綴じ技法を用いた時計「和綴じクロック」を発表しました。
ユニークな形状の多目的ノート「カドトジ帳」、折りたたんでしまえる「トジハコ」など、
和本に使われている和綴じ技法がアイコニックで、手触りよく、美しい和紙の良さが光る、
和文具のシリーズを多く世に送り出しています。
これからも日本の和紙を深化させ続けるプロデューサーとしての尚雅堂さんからうまれるプロダクトが楽しみです。