化粧筆の達人の新たな挑戦
村岸産業は創業90年余。
江戸時代から続く筆づくりの職人技で現代まで脈々と受け継がれる広島県の熊野筆を
その時代にあわせて生まれ変わらせています。
村岸産業がプロデュースする化粧筆は、柔らかな穂先が特徴で、肌あたりのよさからもたくさんの方に愛用されています。
京都商工会議所主催の「あたらしきもの京都」プロジェクトにご参加頂いたご縁で支援させて
頂きました。
プロジェクトをご担当された、四代目代表取締役社長の村岸直子さんは大手肌着メーカーのデザイナーとしてご活躍後、家業を継がれました。
筆のプロフェショナル集団によるブラシの誕生
その化粧筆で培った確かな技術が生かされて生まれたのがバス用ブラシシリーズです。
プロジェクトは化粧筆で培ったノウハウを流用し製品化しました。
サイズもたっぷりとしたものから、細かなところに使えるものまで、
男性でも女性でも使えるものを。
そして村岸さんと一緒にプロジェクトを通じてが開発したものが熊野筆のブラシシリーズです。
デザインを円柱形を基本にしたシンプルでモダンなものにしまさに中世の欧州でよく建設された
円形建物を彷彿とさせることからロタンダと名付けました。
また、穂先は「肌触りが気持ち良く」さらに「速乾性」のあるものをという村岸さんの熱い思いから考え抜かれた人工毛と山羊毛の混毛を使っています。
筆のプロフェッショナル集団の熱い思いがあるからこそうまれた商品です。
熊野筆のボディブラシ・洗顔ブラシはクラウドファンディングでも大ヒット、
新たな挑戦を続けられています。