大西常商店さんは、昭和初期創造の京扇子を作っておられる老舗です。
京都商工会議所主催の「あたらしきもの京都」プロジェクトにご参加頂いたご縁で支援させて頂きました。
プロジェクトをご担当されたのは、若女将の大西 里枝さんです。
この時に開発されたのは、長い扇子の歴史の中でも画期的な「ルームフレグランス かざ」です。
扇子の骨は薄く削った竹で出来ています。
台座となる清水焼の器に入れたアロマオイルを、この竹骨で吸い上げさせる事で、扇面から香りを放出させるという、斬新な商品です。
夏の暑い日に涼を求めてあおぐだけと思われていた扇子が、年中通してお部屋に様々なアロマの香りをお届けするインテリア商品に進化しました。
京扇子の伝統を活かしながら新たな市場にも挑戦され、分業になっている扇子の特に重要な扇骨の職人さんも支援するクラウドファンデングにも挑戦され、見事目標を達成されました。
ちなみに商品名の「かざ」は京言葉で「かおり」という意味だそうです。
私も自社の事務所でこの商品を使わせて頂いておりますが、いつも清らかな「かざ」を感じながらリフレッシュして仕事に取り組んでいます。
見た目も良し、香り良しのおススメ商品です。
所在地 〒600-8086 京都府 京都市 下京区本燈籠町23