にぎやかだった蝉の鳴き声も気がつけば静かになり、日中の蒸し暑さはのこるものの
朝夕には涼しい風を感じる頃。
日が落ちて聞こえてくる虫の声に秋の気配を感じます。
装いも少しずつ秋のニュアンスを加えていきたくなる季節ですね。
暮らしを彩る丹後の手仕事
まだまだ暑さが残るこの季節。
繊細で透け感のある生地の安田織物のからみ織り幾何学ストールは、
丹後ちりめん(きもの生地)の中でも、夏物と呼ばれる 『絽』 や 『紗』 を織り、伝統を受け継ぎ、独自の複雑な「からみ織」という技法からうまれたもの。
また、自然からのインスピレーションをうけ様々な素材を組み合わることを得意とする民谷螺鈿のレザーシルクストールも、きものの帯で使われる伝統的技法「引き箔」を使ったもの。
素材にレザーを使うことで立体感もうまれます。
これらはいずれも丹後生まれのテキスタイルです。
着物文化を支えてきた京都・丹後地方
丹後地方は京都北部に位置します。
美しい自然に囲まれたこの土地は、古くから絹織物の産地として日本の着物文化を支えてきました。世界にも誇る高い技術と独創性によって織り出される最高級の逸品を、もっとたくさんの方に使っていただきたい、そして、繋いでいきたい。
熱い志を持つ丹後の匠と、世界で活躍するテキスタイルデザイナーが出会い、TÉ.ORIは生まれました。
TÉ.ORI丹後の手仕事と個性が光る、新しいブランドです。
いままでもそしてこれからも大切に伝え繋いでいきたい日本のテキスタイル。
リネンのワンピースにも。コットンのシャツにも。ウールのセーターにも。
季節の変わり目にも、とても重宝する逸品です。